IDC Asia/Pacific（APAC）のライナス・ライ（Linus Lai）氏進行のもと、本セッションでは各業界のリーダーがAI活用による組織変革について議論しました。

ＦＰＴソフトウェアのファム・ミン・トゥアン（Pham Minh Tuan）は、高品質なデータの重要性を強調し、ＦＰＴがAIファースト企業になるための道のりを共有しました。生産性向上や手戻り削減、プロジェクト期間短縮を実現するＦＰＴ独自開発のAIプラットフォーム「FleziPT」を紹介し、グローバルなAIシステムインテグレーターを目指し、AIファクトリー、共同ラボ、人材育成への戦略的投資についても説明しました。

ebm-papstのトーマス・スメタナ（Tomas Smetana）氏は、AI成熟度モデルを高く評価し、AI導入における「人」の重要性を強調しました。AIが冷却技術で製品効率を大幅に向上させ、戦略的に必要不可欠であることを説明しました。

audaxのケルビン・タン（Kelvin Tan）氏 は、AIの短期的な過熱と長期的な影響のギャップに懸念を示しました。そして、audaxがエンジニアリング、マーケティング、オペレーションにおけるAIの深い統合について説明し、人による管理の必要性を指摘しました。

SAP APACのヴァルン・タンバ（Varun Thamba）氏 は、AI エージェントを活用してビジネスプロセスをスマートかつ自律的にし、ボトルネックの解消に注力していることを説明しました。さらに、SAPのAgent Builder Studio、ＦＰＴおよびNECなどの各企業とのパートナーシップについて紹介しました。

NECソリューションイノベータの石井正彦氏は、従業員が AI の可能性を理解し受け入れるためには、文化的な変革が必要であると強調しました。